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日本高分子

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社長挨拶

社長挨拶

新素材の追求をベースに

製品の共同開発

グローバル展開を推進

時下、益々ご健勝の御事とお喜び申し上げます。弊社は創業以来、エンジニアリング・プラスチックス(以下エンプラと略称)を素材として、紡織、家電、OA機器、自動車、住宅関連などの各産業分野の高機能部品の製造にたずさわってまいりました。

創業商品のボビンは紡織用木管・紙管の原材料を木材、紙から、プラスチックに置き換えることで、8,000回転が限界だった従来品をプラスチック化により、15,000回転以上の耐久性が実現。倍以上の性能、生産性の向上をもたらすことに成功しました。現在では日本だけでなく、全世界のボビンがプラスチックボビンとなっております。

また、現在の主力製品であるエアコン用送風ファンの開発は、ボビンの生産で培ってきた回転体技術の応用からスタートした事業です。金属製からプラスチック製への移行でファン性能の三大要素(風量、静圧、騒音)のいずれをも向上させ、更には軽量化による省エネルギーを実現しました。その結果、現在では日本のルームエアコンのほとんどに、プラスチック・ファンが使用されています。

弊社は現在、前記の2つの業界においてトップシェアを占めておりますが、景気の不透明感が続く現在の経済情勢を鑑みると、私たちは常に新しいものを目指し、変革を繰り返さねばならないと考えております。特に製造業界各社は、時の流れとともに移り変わるニーズをいち早くとらえ、ユーザーに価値の高い製品をどれだけ提供できるか、また高付加価値化を製造可能な仕組みがいかに構築できるかが、最大の課題になっています。私たちも多分に漏れず、自分たちなりの課題を抽出し、既に新しいいくつかの取り組みに着手しております。

まず第一に、素材を含めた新しい分野への挑戦です。弊社がこれまで培ってきたプラスチック射出成形技術を応用できる、金属射出成形”モールドメタル”の技術開発推進も、その取り組みの一つです。また「次世代金属」として注目される”マグネシウム”も導入。マグネシウムは素材そのものに「リサイクルが容易」という魅力があり、これからの時代に主流を担う力を持つと予測されています。弊社では「チクソモールディング法」による射出成形機を先行投資し、新製品の開発や製品の品質向上を目指しております。

一方で、弊社はパーツの製造というフィールドにとどまらず、大型成形品や製品アッセンブリーの分野にも積極的に進出しています。大手メーカー様との共同開発による製品のOEM供給は、すでにいくつかの実績を残しております。

同時に弊社は、海外へのグローバルな拠点開発にも推進しています。89年にタイ国バンコックにタイ高分子株式会社(KOHBUNSHI THAILAND LTD.)、93年には中国・上海に浦東高分子(上海)有限公司を設立。今後は海外への技術供与を積極的に進め、海外で資材調達から製造までトータルにフォローできる体制を整備し、今以上に高品質で低コストの製品を提供できるようにしたいと考えております。

これまで皆様方よりいただいた絶大なご信頼とご指導に心から御礼申し上げるとともに、一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

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代表取締役社長

荻野 勝久

 
 
 
 
 
 
 

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